施設概要
設立目的
オープンまでの経緯
当館の建物
ロゴとマスコットキャラクター
設立目的
津山市は、中国山地の南麓に位置する、四周を山々に囲まれた小盆地です。この地は、古くから美和山古墳群、美作国府と国分寺、院庄守護館が営まれるなど、一貫して美作の政治・文化の中心地として栄えてきました。
特に1603年、森忠政が18万6千5百石に封ぜられ、まもなく津山城を築いてからは、城下町を核としながら独特の文化をはぐくんできました。そして、幕末から明治・大正・昭和にかけては、我が国の近代化に貢献した多くの人材を輩出するなど、教育・文化都市として今日に至っています。
当館は、このような郷土の、文化財や歴史資料を収集・保管・研究し、その成果を広く一般に公開することを目的として設置されました。
建物は、昭和8年落成の旧津山市庁舎を増改築したもので、その保存・活用をも意図しています。館の基本的性格は次のとおりです。
1.地質時代から現代までの歩みを通史的に展示する博物館とする。
2.郷土に密着した博物館とし、津山を中心とした、ひとつの歴史的世界としての美作全域を対象とする。
3.主な利用対象を地域住民・児童・生徒におき、わかりやすく、親しみやすく、かつ歴史を体験的に学習できるような施設を目指す。
4.美作の歴史資料に関する情報センターとしての役割を果たす。
津山郷土博物館オープンまでの経緯
昭和
25.12.25 市立津山郷土館設置
26.11.3 市立津山郷土館開館
46.6.28 津山市博物館基本構想審議会発足
47.9.1 教育委員会に津山郷土博物館設立準備事務局を設置
47.10.17 津山郷土博物館設立準備委員会発足
56.5.1 津山市市庁舎等跡地利用審議会発足
57.1.8 津山市市庁舎等跡地利用審議会が答申。市庁舎本館を市政記念館(仮称)とする。
57.8.2 津山市役所が山北に移転する。
57.10.1 津山市政記念館検討委員会発足
58.2.25 津山市政記念館検討委員会が答申。津山郷土館を市旧庁舎本館に移すこととする。
60.2.16 第1期建築工事着工
60.3.25 第1期建築工事完成
60.8.9 第2期建築工事着工
60.12.12 津山市郷土博物館(仮称)開館準備委員会発足
61.1.31 第2期建築工事完成
61.11.4 第3期建築工事着工
61.12.25 常設展示基本設計着手
62.3.20 常設展示基本設計完成
62.6.1 教育委員会文化課に郷土博物館開館準備室を設置
62.6.29 常設展示工事着手
62.9.1 市立津山郷土館閉館
62.9.16 第3期建築工事完成
63.3.30 常設展示工事完成
63.4.1 条例設置、市立津山郷土館廃止
63.4.2 開館
63.10.8 津山郷土博物館開館記念・津山市制60周年記念特別展 法然と浄土教(~11.6)
平成
1.3.16 博物館法第12条による博物館登録(登録番号第19号)
当館の建物
当館の建物は、昭和8年竣工の旧津山市庁舎を利用したもので、登録有形文化財に指定されています。
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マスコットキャラクター